サロンカラーとホームカラーの違い
「ダメージの大きさ」に差がでると思います。
これはパーマ施術にも言えます。
美容室では前処理、中間、後処理と、必要に応じてトリートメント処理を行っております。
ダメージの度合いや、求める色、髪質によってさまざまな処理をしています。
市販のカラーでとダメージを抑える為のトリートメント剤を付属している商品もありますが、
美容室で使用する処理剤の成分と大きな差があります。
美容室ではカラーによるダメージを予測して、髪に足りないものを前処理で足して、カラーで失われた栄養を中間、後処理で補充しています。
そして余分なものは除去します。
もうひとつの違いは、アルカリ剤の含有量と2剤の使い分けです。
ヘアカラー剤(マニキュアを除く)は発色や脱色(ブリーチ)、キューティクルを開くために必要な「アルカリ剤」と「染料」を含んだ1剤と反応して作用を引き出す「過酸化水素水」からなる2剤を混ぜ合わせて髪の毛の色を変えていきます。
2つが混ざりあった時から薬剤の反応が始まります。
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美容室で使用するカラーの薬剤は2つに大きく分かれてます!
①新生部用
染料の発色も髪を明るくする力も持ち合わせたアルカリ剤を多く含んだ薬剤
②既染部用
カラーですでに明るくなっている髪に使用するもので発色を目的とする時に使用します。
ブリーチ力を持たないので、アルカリ剤も微量の薬剤。
ホームカラーの薬剤のほとんどが①にあたる薬剤なのです。
その薬剤を毎回根元から毛先まで塗布すると、根元には必要なアルカリ剤の量でも既染部の毛先には必要以上のアルカリ剤の影響を受けてしまいます。
美容室のカラーでは目的に応じて薬剤を使い分けながらヘアカラーの施術をしています。
これらが「市販のカラーの方が美容院のカラーよりもダメージが大きい」原因のひとつです。
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